Last update:2014/10/6

1.印刷と地球環境

皆さんは印刷というとどのようなイメージを抱いていますか。学校で印刷機を使ってプリントや資料、冊子を印刷したという記憶が思い浮かぶのでしょうか。それとも会社に入って名刺やチラシ、のぼり、会社案内等の宣伝用資料を印刷業者に依頼したというイメージでしょうか。確かにこれらは全て印刷の範疇に含まれます。印刷というと非常に身近でありながら、ですが実は印刷業界や印刷のあれこれについてよく知らなかったのではないでしょうか。そんな身近にありながら、知っているようで知らない印刷のあれこれについて話を進めたいと思います。
私たちの身の回りには、様々な印刷物で溢れています。ざっと見渡してみても、新聞、書籍、雑誌の類は言うに及ばず、チラシやカタログといった広告類、名刺や封筒、便箋といったビジネス・事務用品、はたまた商品やそのパッケージにも印刷がなされています。このように印刷物にはありとあらゆる種類がありますが、こうした印刷物を地球環境保護の観点から見た場合、どういった問題が読み取れるでしょうか。ここで今一度印刷と環境問題について考えてみます。
印刷物はその多くが紙であり、その上にインキで印刷されています。元を辿れば紙とインキの原材料はそれぞれ木材と石油です。まずはこうした天然資源の問題に突き当たります。印刷業界は用紙やインキなどの溶剤を大量に使用しているのが現状です。そして印刷の工程ではごみや廃液等の廃棄物が生じます。廃棄物の中には有害なものも含まれています。こうした廃棄物の問題があります。それから印刷では化学物質も用いられます。化学物質の中には地球規模や私たちの人体に悪影響を及ぼすものも少なくありません。さらに印刷の工程では電気等のエネルギーを大量に消費します。印刷工程を一つ一つ検証してみても、環境負荷は非常に大きくなるでしょう。一口に印刷と環境問題といっても、その内容は多岐に及ぶのです。たかが印刷物といえども、地球規模で考えればその環境負荷はとてつもなく大きなものになります。
インキなどの溶剤の原料となる石油資源の枯渇が叫ばれてもう久しくなります。印刷用紙の原材料となる木材も、世界的な用紙需要の増大と森林の不法伐採、酸性雨被害の拡大などで、危機的な情況にあります。従って限りある資源を有効に活用し、再生可能かつより地球環境にやさしい資源への置き換え、模索を続けなければなりません。廃棄物や化学物質の問題も同様です。印刷の過程で生じるそれらの物質が地球の環境を破壊することは言うまでもありません。また目に見える廃棄物のみならず、目に見えない化学物質、有毒ガスなども大気や土壌、水質を汚染しています。地球環境と私たちの健康を守るためにそれらの抑制と適正な管理が求められています。

というわけで、環境負荷を減らす、環境負荷の少ない印刷工程、印刷物を生み出すことが印刷業界に求められた課題となるわけです。印刷業界は総力をあげて、天然資源を有効に活用し、廃棄物・化学物質を抑制し、生活と地球環境保護を上手く結びつける努力をしなければならないのです。そうした状況下で印刷業界の発展を目指すことが必要です。

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Last update:2016/2/25